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研究書草稿の断片  4


御神鏡の伝承について






                              1/5

御神鏡(五神鏡)にまつわる伝承

                              2/5

 この地方の五つの神社に伝わる「御神
鏡」は、伝承では「五神鏡」と記されて
いる。

 この地に降り立った五体の神が、地を
離れる際、それぞれの力を封じて鏡をつ
くり、災厄から村を守る神器とした、と
いう言い伝えに由来しているのであろう。

                              3/5

 一部の伝承には、さらにもう一枚の鏡が
登場する。

 大きな災厄(これが禍刻であるかどう
かは不明)を封じるため、五枚の鏡、全
ての神の力を結集し何らかの儀式を行っ
た、というものである。

                              4/5

 その儀式と、氷室家に伝わる儀式との
関連性は明らかではないが、氷室家の儀
式にも「鏡」に関する記述が登場するこ
とから、深い関わりがあるのではないか、
と思われる。

                              5/5

 しかし、その「御神鏡」(その伝承で
は、まとめられた鏡をこう記述している)
は存在が確認されておらず、この伝承が
どういう事実を元に構成されたのかは、
不明である。




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